美術の鑑賞学習をより楽しく深めるためにルーブリックを活用してみましょう。

ルーブリック 基本的な考え方
〇「鑑賞学習コモンルーブリック」及び「題材ルーブリック」を活用することで、授業の目標と評価基準が明確になり授業者が鑑賞学習指導に取り組みやすくなります。
〇全ての観点を1時間の授業の中で扱うものではありません。本時ではどの観点を扱い、どのレベルを想定するかを授業者が自覚するためのものです。
〇診断的評価、形成的評価、総括的評価を繰り返す中で、どの観点もバランスよく扱い、どのレベルもバランスよく想定するための指針です。
〇レベル1からレベル4は、必ずしも年齢に即応しているものではありません。その年齢に応じて各レベルのパフォーマンスが見られるという考え方です。例えば、観点によっては、幼児が幼児の発達段階の中でレベル4に至る場合もあり、また高校生がレベル1の状況を示す場合もあります。
〇本ルーブリックは、絶対的な基準ではありません。これを指標としながら授業者がカスタマイズしていくことを奨励します。
〇適宜、学習者に示すことでが学習課題とその成果を確認させることができます。
なお、本ルーブリックは、鑑賞学習における授業の方法を提示するものでも、授業者の多様で自由な授業展開を制限するものでもありません。また、学習評定にも使用可能ですが、それを主たる利用目的に考えているわけでもありません。
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